【セ・パ】開幕から1ヶ月!ペナントレースの戦況は?
3月25日の開幕から早1ヶ月が経過したプロ野球。佐々木朗希選手の完全試合や大野雄大選手の完全試合未遂、東浜巨選手のノーヒットノーランと投手による大記録が達成されています。そこで今回は、2022年のペナントレースで達成された記録を中心にまとめていきます。
5月14日時点での順位
セ・リーグ
- 1位 東京ヤクルトスワローズ
- 2位 広島東洋カープ
- 3位 読売ジャイアンツ
- 4位 中日ドラゴンズ
- 5位 横浜DeNAベイスターズ
- 6位 阪神タイガース
昨年の優勝チーム・ヤクルトが首位に立っています。村上宗隆選手、山田哲人選手を中心とした打撃陣の迫力は満点です。昨年の日本シリーズを戦い、経験値を大いに積んだ投手陣も復帰してきており、このまま抜け出すのか期待がかかります。
立浪和義新監督が就任した中日ドラゴンズも14日時点ではイーブンの4位につけています。若手選手が活躍し、ベテランの選手も負けじと結果を残すなど素晴らしい循環ができており、8回の得点率も高いです。最近のドラゴンズにはあまり感じられなかった「最後まで諦めない」勝ちへの執念が感じられます。
パ・リーグ
- 1位 東北楽天ゴールデンイーグルス
- 2位 福岡ソフトバンクホークス
- 3位 埼玉西武ライオンズ
- 4位 オリックス・バファローズ
- 5位 千葉ロッテマリーンズ
- 6位 北海道日本ハムファイターズ
昨年の優勝チーム・バファローズが苦戦しています。投手陣は変わらず好成績ですが、攻撃陣、特に昨年のホームラン王・ラオウこと杉本選手の不振が大きく影響しています。杉本選手が復調し、昨年並みの結果を残すことができれば、優勝争いに加わっていくでしょう!
5月時点での記録達成者
チーム戦績はご紹介してきた通りですが、選手一人一人に目を向けると今シーズンはすでにいくつかの大記録が達成されています!
佐々木朗希投手(千葉ロッテマリーンズ)
ここまでに達成された記録で特筆すべきは、やはり佐々木朗希投手です!4月10日に完全試合を達成しましたが、その試合は1試合最多奪三振、連続奪三振と記録づくしでした。次の試合も8回まで完全投球と凄まじいパフォーマンスを見せています。その後少し疲れが出たようですが、また無双とも言える投球が見られることを楽しみにしています!
東浜巨投手(福岡ソフトバンクホークス)
5月11日に東浜選手が沖縄出身の選手では初めて、ノーヒットノーランを達成しました。投球数も97球と非常に効率的な投球を見せてくれました!長年ローテーションを守ってきており、今シーズンはこの後の活躍も大いに期待したいところです!
大記録まであと一歩!大野雄大投手(中日ドラゴンズ)
惜しくも記録達成を逃したのは、ドラゴンズの大野投手。大野投手は9回まで完全投球をするも打線の援護がなく、延長10回2アウトでヒットを許し、完全試合もノーヒットノーランも未遂で終わりました。試合はチームが10回にサヨナラ勝ちをし、一番喜んでいたのも大野選手です。自分の記録よりもチームの勝利に喜びを爆発させられる素敵なシーンでした。まだ先の長い今シーズンなので、記録達成もあるかもしれませんね!
怪我で戦線離脱した有力選手たち
2022年シーズンに怪我で1ヶ月以上戦線を離脱している選手をまとめていきます。このあと、詳しくご紹介する選手以外にもジャイアンツ・坂本勇人選手やライオンズ・源田壮亮選手、ファイターズ・近藤健介選手など侍ジャパンで活躍する選手も怪我で戦線離脱しています。チーム戦績に直結する選手が多く離脱していますので、一刻も早い復帰を心待ちにしたいです。
栗原陵矢選手(福岡ソフトバンクホークス)
東京五輪で侍ジャパンの一員として金メダルに貢献した、栗原選手。3月30日の試合中に左膝前十字靭帯断裂と左外側半月板損傷という大怪我を負いました。手術も無事成功し、リハビリの経過も順調のようなので、焦らずしっかりと治して復帰してもらいたいですね。
奥川恭伸選手(東京ヤクルトスワローズ)
昨年の日本シリーズで好投した奥川選手ですが、3月29日の試合で体調不良を訴え、その後詳しい発表はありませんが、治療に専念しているようです。4月25日にキャッチボールを再開したようなので、交流戦前後での復帰になるのでしょうか。
清水昇選手(東京ヤクルトスワローズ)
2年連続最優秀中継ぎ投手に選出され、25年ぶりの日本一に大きく貢献した清水選手は4月17日の試合で打球が右足に直撃、打撲と診断され戦線を離脱しています。手術などの情報は出てきていないので、じっくり治療、リハビリをして復帰してもらいたいですね。
森友哉選手(ライオンズ)
2019年にパ・リーグMVPに輝いた森選手は、4月3日の試合中、ベンチ裏で右手人差し指の骨折で戦線離脱しています。骨折の直接的な原因に対して、監督から苦言を呈されていましたが期待の裏返しでしょう。しっかりと治して、扇の要と打線の核としての大活躍を期待したいです。
まとめ
開幕してから1ヶ月が経過し、大いに盛り上がりを見せているプロ野球。コロナ禍も多少落ち着いたことや大記録の達成もあり、観客数も増えているようです。チームの勝利のため全力を尽くした結果、大記録という御褒美が与えられるのは魅力的ですよね。また、怪我で苦しんでいる選手が復帰して、好成績を残すのも楽しみの一つです。
これから交流戦やオールスターなど楽しみが続きます。シーズン終了時点でどのチームが栄冠を掴んでいるのか、誰が記録を達成するのか楽しみです!