チームの顔『坂本勇人』打撃不振でも今シーズン達成が期待される記録まとめ

長年に渡り読売ジャイアンツの絶対的遊撃手として君臨、チームの顔として活躍し続けた坂本勇人選手。しかし近年は故障に悩まされ出場試合数も減少、2023年シーズンは過去に例のないほどの不振に陥っています。

今回は、今シーズン達成が期待されている坂本勇人選手の「記録」について紹介しますよ。

通算猛打賞ランキングであの名選手に迫る!

プロ入り二年目からレギュラーに定着した坂本勇人選手にとって、4月を打率1割台で終えた今シーズンはこれまで経験したことがないほどの苦しいシーズンとなっていることでしょう。それでも4月28日の試合では今シーズン初の猛打賞、一試合二発を記録しました。

さて、坂本勇人選手の猛打賞はこれで通算179度目。実はこれ、NPB歴代で5位の記録なんですよ!

野村克也、長嶋茂雄らの記録が目の前に

福本豊さん、松井稼頭央さんらの記録、猛打賞178回を今回の猛打賞で更新した坂本勇人選手。次の壁は、通算180回の野村克也さん、そして通算186回の長嶋茂雄さんということになります。あと7度の猛打賞で長嶋茂雄さんに並べるので、そこまでは今シーズン中に期待したいところ。

ちなみに、通算猛打賞ランキングの1位は251回の張本勲さん。これは少し頭の抜けた記録となっていますが、坂本勇人選手がここから本調子を取り戻せば、2位の川上哲治さんの194回を更新するのもあり得ない話ではないかもしれませんね。

通算二塁打ランキングにも注目!

現役選手の中では坂本勇人選手がトップとなる通算二塁打。2022年終了時点で416本、2023年シーズンには4月終了時点で2本追加し、現在418本としています。この数字は長嶋茂雄さんに並ぶ、NPB歴代8位。坂本勇人選手はまだ34歳ということで、立浪和義さんが持つ歴代1位の487本もいずれは越えることができるかもしれませんね!

ベスト5入りが射程圏内か

坂本勇人選手のこれまでのシーズン二塁打数は、2022年が14本、他のシーズンが大体30本前後となっています。今年は20本ほど打つと計算すると、7位、420本の張本勲さん、6位、422本の王貞治さんの記録を越えて、5位、429本の稲葉篤紀さん辺りが目標ということになるでしょうか。こういう所で出てくる選手の名前を見ても、いかに坂本勇人選手がレジェンドクラスの選手であるかが分かりますよね。

通算1000打点はギリギリか

過去48人が達成している通算1000打点までは、2022年シーズン終了時点で残り56点。この数字は、過去に坂本勇人選手が一年通して試合に出場した多くのシーズンで達成している数字ですが、一方で過去二年間はこの数字に届きませんでした。2023年シーズンの4月終了時点で坂本勇人選手が挙げた打点の数は6。シーズンの約6分の1が経過した時点でこの数字であり、1000打点まで残り50となると今のペースでは間に合わないことになります。復調すればまだまだなんとでもなる数字なので、この記録も目標の一つとして頑張って欲しいですね。

史上初の記録は目の前!

坂本勇人選手が今年期待されている記録の中には、「東京ドーム通算1000安打」というものもあります。期待されているというか、2023年4月終了時点で残り3安打に迫っているので達成は間違いないでしょう。

実はこの記録、今まで誰一人として達成したことが無いものとなっています。東京ドームの開業年は1988年、坂本勇人選手が生まれたのも1988年なのだとか。坂本勇人選手は「自分が1000本に初めて到達できるというのはすごく縁を感じる」とコメントされていますよ。

2000試合出場は達成済み

2022年シーズン終了時点で1985試合に出場していた坂本勇人選手。2023年4月18日の試合で、2000試合出場を達成しています。この記録もNPB史上55人目という偉大な記録です。34歳の若さでこの記録を達成できたのは、坂本勇人選手が若い頃からスタメンに定着し、その座を守り続けてきたから。これからもまだまだ出場数を伸ばしてほしいですね!

100併殺は不名誉な記録?

ちなみに、坂本勇人選手は通算100併殺も目前に控えています。2022年終了時点で併殺数は通算94回。2023年シーズンでも4月時点で既に2度併殺を打っており、100併殺まで残り4回となっていますよ。ただ、坂本勇人選手は特別併殺が多いという選手ではありませんし、長くプレーすれば100併殺というのは自ずと達成する数字。こういった記録もまた、坂本勇人選手がそれほど長く一軍の舞台でプレーを続けた証と言えるかもしれませんね。

最後に

今回は坂本勇人選手の今シーズン達成が期待される記録についてまとめました。

7度のベストナインに輝き、長年にわたって球界一のショートとして君臨し続けた坂本勇人選手も、もしかしたら衰えが始まってきているのかもしれません。それでも、読売巨人軍の顔として、坂本勇人選手にかかる期待はまだまだ大きいですよね。もう一度調子を上げて、チームを上位へ導く活躍を見せてほしいです!

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