圧倒的な成績も!数年以内にMLB挑戦が濃厚な選手3選
大谷翔平選手が3年連続でMLBオールスターにファン投票で選出され、千賀滉大投手もMLB挑戦1年目からオールスター選出、吉田正尚選手が挑戦1年目で好打率を残すなど、多くの日本人選手がアメリカ・MLBの舞台で活躍しています。
そして日本のNPBにも早ければ今シーズンオフにもMLB挑戦、移籍を実現させ、来シーズンの活躍が期待される選手が多くいます。
そこで今回は今シーズンオフとは限りませんが、数年以内にMLB挑戦、活躍が期待される選手3名についてまとめ、紹介していきます。
MLBへの移籍、活躍が期待されるのは山本、今永、村上
MLBへ移籍し、活躍が期待される選手3名とは
- 山本由伸(オリックスバファローズ)
- 今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)
- 村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
です。
山本由伸
- 投打:右投右打
- 身長/体重:178cm/80kg
- 生年月日:1998年8月17日
- 経歴:都城高
- ドラフト:2016年ドラフト4位
NPBでは圧倒的な実績を残している山本由伸選手は、来オフのメジャー挑戦が有力視されています。
2019年シーズンから先発としてまさに無双します。2019年は最優秀防御率(1.95)に輝くと、2021年には18勝5敗、防御率1.39と圧巻の成績を残します。翌2022年にも15勝5敗、防御率1.68で26年ぶりの日本一に大きく貢献しました。
2年連続で投手4冠と沢村賞を獲得しただけでなく、チームを日本一へ導いた功績もあり、来オフのポスティングによるメジャー挑戦が濃厚とみられています。
さらに3月に行われた第5回WBCでも素晴らしい投球を見せ、メジャースカウトに改めて実力を示しました。
今永昇太
- 投打:左投左打
- 身長/体重:178cm/86kg
- 生年月日:1993年9月1日
- 経歴:北筑高 – 駒沢大
- ドラフト:2015年ドラフト1位
山本由伸投手ほど圧巻の数字を残しているわけではありませんが、持ち前の修正力、対応力で成績を残し続けています。特に3月のWBCでは決勝・アメリカ戦の先発マウンドも託されると本塁打を浴び失点したものの、超強力アメリカ打線を封じ込み、今永の名を世界に知らしめました。
NPBではルーキーイヤーから開幕ローテーション入りすると、8勝9敗防御率2.93をマークしました。2019年には自己最多の13勝を挙げ、シーズンオフに行われたプレミア12では、2試合(9回)を投げ、1勝、防御率1.00と国際大会でも実力を発揮した。2022年は前年に受けた左肩のクリーニング手術の影響で開幕こそ出遅れたものの、6月7日の北海道日本ハムファイターズ戦でノーヒットノーランを達成。11勝4敗、防御率2.26とエースの役割を果たしています。
村上宗隆
- 投打:右投左打
- 身長/体重:188cm/97kg
- 生年月日:2000年2月2日
- 経歴:九州学院高
- ドラフト:2017年ドラフト1位
2022年に令和初、史上最年少で三冠王に輝き、日本人史上最多56本塁打も記録。2021年にはチームを日本一に導き、夏に行われた東京五輪2020でも日本代表を金メダルに導くなど、日本でやるべきことは2年で全てこなしたような凄まじい実績を残しました。
本人もMLB挑戦について「早ければ早いほどいい。球団との話し合いになるが、行けるのであれば早く行きたい」と語っています。
2022年12月9日契約更改交渉にて3年総額18億円プラス出来高払いの大型契約を結んだ。さらにこの契約の中には3年後の2025年シーズン終了後にポスティングシステムを利用したMLB挑戦も認めるという内容になっています。
今シーズンは昨年までの活躍と比べると物足りなさを感じますが、徐々に調子も上向いてきていますし、挽回に期待がかかります。
山本由伸投手や今永昇太投手と比べるとまだ先の話なのかもしれませんが、間違いなくアメリカの舞台で活躍することになる選手の1人でしょう。
最後に
今回は数年以内にMLB挑戦が確実視される3選手についてまとめてきました。他にも巨人・岡本和真選手や、西武・高橋光成投手、中日・小笠原慎之介投手などもMLBへの想いを口にしており、多くの選手がアメリカに渡るというのも増えてくるのではないでしょうか。
一度きりのプロ野球選手人生なので、各選手が悔いの残らない選択をしてもらいたいですね!