2024年の主役は誰?新人王が期待されるセ・リーグの若手選手5選!

村上頌樹選手が新人王有資格者ながら最優秀防御率のタイトルを獲得、大きく飛躍した2023年のプロ野球。来シーズンもタイトル獲得レベルの活躍を見せる若手選手が登場するでしょうか。

今回は2024年の新人王が期待されるセ・リーグの選手について紹介します。

度会隆輝・横浜DeNAベイスターズ

プロ野球 新人王は、なんだかんだルーキー選手が獲得することが多いです。特にセ・リーグでは2010年から2018年まで新人選手の受賞が続くなど、新人優位の傾向にあります。2023年のドラフト1位選手が新人王最右翼と言えるでしょう。中でも注目なのは、三球団競合の末、横浜DeNAベイスターズに入団した度会隆輝選手です。2023年10月の誕生日で21歳となった度会隆輝選手は、横浜高校から社会人野球の名門、ENEOSに進んだ高卒社会人。都市対抗野球大会で複数タイトルを獲得するなど、即戦力外野手として活躍が見込まれ、本人は目標を打率4割とするなど、自信も垣間見えますよ。

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西館勇陽・読売ジャイアンツ

続いて紹介するのは、ニ球団競合の末、読売ジャイアンツに入団した西館勇陽選手です。花巻東から中央大学へ進学、3年時に秋のリーグ戦でベストナインに選出された西館勇陽選手は、自己最速155キロを誇る剛腕の右投げ投手。大学時代には先発をしていましたが、阿部慎之助新監督は「うちのウィークポイントの後ろというのを任せられる可能性もあるんじゃないか」と守護神抜擢の可能性にも言及しています。本人は「一年目は一年間一軍に帯同したい、日本代表というのは三年以内を目標にしてやりたい」と語っています。

常寛羽也斗・広島東洋カープ

広島東洋カープに入団した常寛羽也斗選手もニ球団競合のドラ1であり、要注目の存在です。大分舞鶴高校から青山学院大学に進学すると、4年春のリーグ戦でチーム33季ぶりの優勝に貢献。全日本大学野球選手権大会では明治大学との決勝で完封勝利、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を受賞しました。2023年の日米大学野球選手権大会の代表にも入っている常寛羽也斗選手。自己最速153キロの右腕は、「新人王を目標に」と明確に掲げていますよ!

浅野翔吾・読売ジャイアンツ

勿論、新人王の候補は新人選手だけではありません。2019年に受賞した村上宗隆選手はキャリア二年目のシーズンに獲得していますよ。村上選手のように、ニ年目の飛躍に期待がかかるのが、読売ジャイアンツの浅野翔吾選手です。高松商業から二球団競合を経てジャイアンツに入団した浅野翔吾選手は、一年目から一軍を経験。24試合出場で41打席に立ちました。球団史上7人目の高卒新人での本塁打を放つなど打率.250という数字を残し来シーズン以降の活躍に期待が持てる数字となっています。本人も「個人的な賞よりもチームが勝つことに貢献したい」としながら、「貢献したら自然と新人王の可能性も出てくる」としていますよ。

松尾汐恩・横浜DeNAベイスターズ

最後に紹介するのは、2022年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから一位指名された松尾汐恩選手です。大阪桐蔭で正捕手を務め、甲子園で5本の本塁打を放ち、U-18ワールドカップでベストナインも受賞した松尾汐恩選手は、高卒ながらルーキーイヤーから春季キャンプの一軍メンバーに抜擢、シーズンでは出場機会こそなかったものの一軍登録も経験しました。二軍で104試合出場、打率.277、7本塁打の活躍を見せ、9月6日の試合ではイースタン・リーグ史上12人目のサイクルヒットも達成。打てる捕手として期待がかかる松尾汐恩選手。来年春のキャンプからアピールをして、レギュラー争いに加わればそのまま新人王の可能性も十分あり得ますよ!

最後に

今回は2024年の新人王が期待されるセ・リーグの若手選手5名を紹介しました。

あっと驚く活躍を見せ、新たなスターに躍り出るのは誰なのか。2024年のプロ野球は、若手選手の活躍に要注目です!

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