ムネリン
おソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00010013-nishispo-base
この前の特番だと前向きな感じだだのに
一緒におった通訳兼選手みたいなやつはどうなるんや?
>>5
あいつは選手としてまだまだやれるんちゃう?25とかやろ
イッチ助けて
イチローの家に2代目一弓としての役割が決まったからな
イチローに会えなくなるから
よくやったと思うよ
イッチと一緒に少年野球のコーチやればええやん
今すぐイチローのケツからイチロイドを補給してこい
イチローにはどうする事もできないやろ
マスク被って怪しい野球マンみたいなことやってるよな
>>14
久々に動画上がったと思ったら喋ってて草
YouTuberやから
この前地元で子供に野球教えてたしそっちの道行くんかな
ぶっちゃけホークスなら支配下契約してもらえるだろ
>>18
川崎が嫌がるやろ
ロッテ入りあるで
イチローからペットとしてオファー来てるらしい
悲しい
台湾ですら不要なんか
夢ならばどれほどよかったでしょう
(出典 i.imgur.com)
未だにあなたの事を夢見る
(出典 i.imgur.com)
イチさん元へ行くんやろ
戻らない幸せがあることを
(出典 i.imgur.com)
最後にあなたが教えてくれた
(出典 i.imgur.com)
>>27
この番組でコーチのやりがいに目覚めてたな
指導者でええんちゃう
ソフトバンクが雇うやろ
イチローとの出逢い
当時の友達が、教えてくれた。どこにでもいるでしょ、情報屋みたいな友達が……その彼がすごい、すごいって大騒ぎしていた。
4割を打つかもしれないすごい選手がいるって。
イチローって言うんだって。
正直、誰だと思った。だって、知らないよ、鹿児島の田舎もんだから。おれは巨人戦しか見なかったし、ニュースの時間は寝てたから。だいたい、おかしいじゃん、イチローってカタカナだし。
すぐにスポーツニュースを見た。イチロー選手が打って、走る姿を見て、こんなスマートな選手がいるのかって、ビックリした。
あんなに体が細いのに誰よりも強い。誰よりも飛ばすし、誰よりも速い。
まさに、光だった。
台湾で野球するぐらいなら沖縄行ったほうがええやろ
きっとこれ以上傷つく事など
ありはしないとわかってる
(出典 i.imgur.com)
WBCとイチローの衝撃 イチローさんとの遭遇
そのときが来た。ついに会ってしまうのか。
これが24歳で来るのか、と思った。
よっしゃあ、という感じじゃない。これはもう、やるしかないんだという、想像しただけで吐きそうなほどの緊張感。何しろただの一度も面識はないのに、いきなりのチームメイトだ。
最初に会ったのは、集合場所になっていた福岡のホテルのエレベーターだった。初めてのミーティングに行こうと、エレベーターを待っていた。そのとき、エレベーターから何人かの選手が降りてきた。
そのとき、あれっ、誰がいるんだ、という強烈なオーラを発する人がいた。
イチローさんだ。
*レモンやめろ
楽しそうにやっとったと思ったのにそうかあかんか
工藤の次の監督やってくれよ
ボーって、頭が真っ白になった。こういうとき、人間の頭って、ポーンとどっかに飛んでいくんだということを知った。ふと我に返って、オイ、おれは何をしなきゃいけないんだと考えた。そうだ、挨拶しないといかん。
「はじめまして、イチローさん、ソフトバンクの川崎です。よろしくお願いします」
そうしたらイチローさん、こう言った。
「あーっ、ムネ君でしょ」
その先のことはもう、何も覚えてない。もっと真っ白になった。
ミーティングでは王さんが何かしゃべってたけど、何も聞こえてこなかった。監督には申し訳ないけど、でも、仕方がない。一番前に座っていたイチローさんとことが気になって、しょうがなかった。
イチローさんからいきなり「ムネ君」と呼ばれてしまったのだから、天にも昇る気持ちだった。
選手としてはやりたいって書いてるやん
>>36
本人は選手契約のみを望んでるけど球団はコーチ兼ならええでって言ってる
お互い中々折れない
グッバイムッネ
BSの特集では最後に「来年も兼任コーチやります!」ってGMの前で言ってたのにアレはウソやったんやな
翌日からは、ロッカーの争奪戦だった。うざっちいヤツらがいたからだ。
同級生のヤクルトにいた青木宣親と、二つ下のゴリ、ロッテの今江敏晃、三つ下のツヨシ、当時はロッテの西岡剛。
コイツら、ホントにうざっちいヤツらだった。
ゴリなんか、三ツ矢サイダーのイチローグッズを持ってるとイチローさんに自慢げに話してた。おれはポスターとカレンダーなら全部持ってたと言ってやった。
イチローさんの両隣は、おれとゴリが占めた。ツヨシはイチローさんの正面に陣取っていた。
「今日は譲るから、明日はおれだぞ」
「ヒットが出なかったら交代だからな」
そんなふうにして、イチローさんにはナイショでイチローさんの隣を奪い合っていた。
度肝を抜かれたのは、最初のランニングだった。
だいたい若いヤツらが前に来る。だからおれと青木、西岡剛が先頭で走ろうとしていたら、そこへイチローさんが来た。まず、そこにビックリした。
普通、実績のあるそれなりの年齢の選手は後ろの列でなんとなく走るのに、イチローさんは最前列。しかもいきなりトップギアで走った。ものすごく速かった。
おれら3人、ついていくのに必死だった。でも、イチローさんも必死こいて走ってた。あの姿には感動した。カッコイイなと思った。
あのとき、イチローさんは32歳。それで最前列に来て、全力で走ってる。カッコイイよ。もう、嬉しいのと興奮したのと、わけのわからない感情の波が押し寄せてきて、心の中、グチャグチャになった。
イチローさん、カッコいい、カッコよすぎる。自然とでかい声が出た。
>>41
気持ち悪くて草
*は文豪
イチローと草野球するからな
逆に考えればコーチとかで日本に話しあるんじゃ
普段のイチローさんは、プレーの凄味とかけ離れたところにいた。
イチローさんが料理の話をしてくれたことがあった。イチローさんが、「おれ、料理するよ」と言うんで、青木もゴリもビックリして、みんなで「何を作るんですか」と聞いたら「カップラーメン、作るよ」って。
一斉に「えーっ」という声が出た。
だってカップラーメンなんか食べないと思っていたから。でも、イチローさんはおれらの反応を見て大声で笑いながら、作り方を説明してくれた。
そのときのイチローさん、こんな若造に、しょうがねえなって感じも見せずに相手をしてくれた。
もしかしたら1人になりたかったのかもしれないのに、おれたち、うざっちいガキどもは、いつもイチローさんの周りに集まっていた。
WBCの福岡合宿が始まってすぐ、イチローさんに食事に誘われた。
その日呼ばれた選手は、松坂大輔さんとおれだった。なぜその組み合わせだったのか、イチローさんには訊けないから、今もわからない。
その日は焼肉を食べに行った。大輔さんはイチローさんとよくしゃべってたけど、おれは緊張して何をしゃべったらいいか、まったくわからない。年下だからおれが焼肉を焼かなきゃと思っていたら、イチローさんが全部焼いてくれる。
ヤバい、イチローさん、気を悪くしたんじゃないかと思って、「ボクが焼きます」って言ったら、じつはそっちの方がNGだった。
は?
テレビ用に来年もやる言うてたんかよ
きめぇなこいつ
なかなか読ませる文で草
沖縄やろなぁ
イチローさんの後ろをついて歩いてるって、よく言われたし、今でも言われる。
確かに何度も食事に連れてってもらったけど、目的地が同じならイチローさんの前をおれが歩くわけにはいかないし、後ろを歩くしかないでしょ。
イチローさんは憧れ。
同時に、イチローさんは目標。
そして、イチローさんは敵。
だから、同じプロとして、くっそー、悔しいなという気持ちはいつも持っている。
すごいなあと思ってしまう自分もいるし、負けたくないという気持ちの自分もいる。
神戸でコーチやる伏線あるぞ
(出典 i.imgur.com)
原がWBCコレクションしてるよ
イチローさんは苦しんでいた。
準決勝までの8試合、イチローさんは38打数8安打、打率.211。
それでもイチローさんはずっと変わらず、必死で戦っていた。
打てないことだけにフォーカスする人たちを見て、おれはおもしろいなって思ったよ。
みんな、イチローが打てない、イチローが苦しんでるって言いながら、おもしろがってる。おれはそういう人たちのことがおもしろかった。
おれはイチローさんに気も遣わないし、頑張る姿にも、もがいてる姿にも、どっちにも勇気づけられる。
ショートフライ。最悪だった。今でも覚えてるよ。ハッキリ覚えてる。
次のバッターがイチローさんだった。ツーアウト二、三塁。
こんなにプレッシャーの掛かる場面に、おれがイチローさんを送り出した。
おれが打って、あとはイチローさんにとどめを刺してもらうだけだったのに。
あれだけ苦しんできたイチローさんを、こんな場面で打席に立たせちゃう。
なんだよ、イチローさんを苦しめているのはおれだったのかよって思った。
何も言えなかった。
おれが助けなきゃあかんのに。
イチローさんは今までどんだけおれを引っ張ってくれたか。ここでイチローさんを助けるのはおれだろ。イチローさんを守るのはおれだろ。
何してんだ、おれはアホか、最低の男だ。
イチローさんは打席に立った。
おれは、ダルと並んでイチローさんを応援した。ダルは打たれて、おれは打てなくて、2人、ガックリ来てる。
あのとき、おれとダルがどんな目でイチローさんを見つめていたか。どんな想いで見ていたか。
当時、弟分川崎が*だみたいな実況だったの今も覚えてるわ
イチローさんは、林昌勇の8球目、シンカーを捉えてセンターへ弾き返した。ウッチー、ガンちゃんが相次いでホームへ駆け込んだ。2点を勝ち越す、タイムリー。
もう、うわーって感じじゃないんだよ。
シーンと静まりかえるんだ。
えっ、これは本当のことなのか、夢じゃないのかって思うんだ。
みんなが現実かどうかを確かめるから、一瞬、シーンとする。そこから、うわぁーっといく。
イチローさんは、何もかもを背負って、打った。
うわぁーっ、イチローっ、イッチろぉー。
もう、呼び捨てよ。ダルのケツ叩いて、叫んだよ。
おい、くっそー、お前、やったぞ。
イチロー、やったぞ、おれたち、命、助けてもらったぞって。
アイツもハイって。
あのときのガッツポーズは、イチローさんに向いてない。おれたちに向いてた。よっしゃ、きた。また鬼神が出た。
もう、イチローさん、どんだけ強えんだと。百聞は一見に如かず。本当にすごい。たいしたもんだ。
あのとき、おれの目の前に鬼がいた。鬼神がいた。鬼の神がいたね。
鬼がいて、やっつけてくれる。おれはついていくしかない。鬼の後ろをついていく。目の前で、鬼が相手をボコボコにしながら進んでいくんだから。