ならば通算250セーブの方が可能性は高そうだが、試合数の増加だけでなく、バットやボールなど道具の質が上がって有利になっている野手とは違い、
投手にはそういったメリットが乏しい、とデータ系に強いスポーツライターが指摘する。
「リリーフなら、年間70試合以上を記録するピッチャーもいますが、現状では実績を残している投手でも、3年か4年もフル回転で活躍すると、疲労が蓄積され、故障も多くなる。
岩瀬のような投手は例外中の例外と言え、トータルでも10年以上に渡って高い成績を残せる救援投手は、本当に稀と言えるでしょう。
また、それだけの成績を残せる投手なら、近年の傾向ではほぼ100パーセントと言っていいぐらい、米球界を目指すことになる。
DeNAの山崎康晃は5年間で163セーブをマークしており、250セーブは現実的な数字ですが、彼もメジャー志向が強く、おそらく最終的な数字は日米通算のものになることでしょう。
ましてや先発投手となると、現状で国内200勝を期待するとしたら、ヤクルトの石川になんとか頑張ってもらうしかない、というのが現実だと思います」
1978年に金田正一氏らが中心となって設立された名球会だが、野手の入会資格が通算2000安打で一貫しているのに対して、
投手は従来からの通算200勝に加えて、2003年から通算250セーブという入会資格の拡張が行われている(同年に日米通算の概念も追加)。
投手の分業化とメジャー移籍する選手が増えたことが理由だったが、その傾向がさらに強まり、
入会規定が投手にとっては以前よりもはるかに高い壁となっている現在、入会資格にさらなる拡張の可能性はないのか。
大野氏の148勝138セーブも入会資格に十分な数字と思えなくもないが、本人は「中途半端な数字だし、名球会については正直あまり考えたことがない」と否定しつつ、今後についても話してくれた。
「僕のことはともかくとして、客観的に見ても100勝100セーブというのは、歴代で10人もいない大記録ではある。
一昨年には上原(浩治)が日米通算で100勝100セーブ100ホールドを達成し、特例で入会資格になるのではないかと議論もされていた。
ただ、今後のことを考えると、権威という意味を考えても、200勝を180勝にしたり、新たな規定を加えるということは、なかなか難しい気もする。
名球会を設立した人たちや、入会している選手からすれば、安易に規定を変えたくないという気持ちもあるはずなので、現在の数字は変わらないと思う」
名球会は連盟による表彰記録とは異なるものである。過去には落合博満など、名球会入りを辞退した選手も存在する。
それでも野球界の将来、その存在価値を考えても、新たな基準を導入する余地はある、と大野氏は言う。
「名球会というのは、沢村賞のように選考委員によって決まるものではなく、厳密に数字を残せば資格が与えられるというのが、基準も明確でいい部分だと思う。
そういう意味でも、簡単には達成できない数字を設定した上で、積み重ねていった数字を吟味しながら、基
準を変えたりする余地もあるはず。
特例を作るのはよくないことかもしれないが、これからプロの世界で頑張っていく若い投手たちの励みになるのであれば、ホールド数なども含めて、新しい基準を制定する意義はあるのではないか」
エンゼルスの大谷翔平のように、投手と野手の二刀流で高い数字を残す可能性のある選手が出現するなど、時代とともに進化を続けているプロ野球。
山本浩二氏が理事長となった近年では、「超難関」になりつつある投手の入会条件を登板試合数やイニングを加味して緩和する動きもある。
入会が決まった際に贈られる、通称「グリーン・ジャケット」と呼ばれるブレザーに対しての憧れが、
現在の選手にあるのかどうかはわからないが、名球会という響きはプロ野球ファンにとっても大きな権威であり続けていることは間違いない。
野手が緩いと何故ならん
米田哲也 右右 350 1966年8月14日 28歳5か月 近鉄 ◎☆
小山正明 右右 320 1964年8月13日 30歳0か月 大洋 ◎☆
鈴木啓示 左左 317 1977年4月26日 29歳6か月 近鉄 ◎□☆◇[15]#
山田久志 右右 284 1982年4月29日 33歳9か月 阪急 □☆#
稲尾和久 右右 276 1962年8月25日 25歳2か月 西鉄 ◎□☆◇#★[16]
梶本隆夫 左左 254 1967年6月6日 32歳1か月 阪急 ◎□☆#★[17]
東尾修 右右 251 1984年9月15日 34歳3か月 西武 □☆#○
工藤公康 左左 224 2004年8月17日 41歳3か月 西武 ☆#○●
村山実 右右 222 1970年7月7日 33歳6か月 阪神 ◎□☆◇#★[18]
皆川睦雄[19] 右右 221 1968年10月6日 33歳3か月 南海 ◎□☆★[20]
山本昌広[21] 左左 219 2008年8月4日 42歳11か月 中日 □
村田兆治[22] 右右 215 1989年5月13日 39歳5か月 ロッテ □☆
北別府学 右右 213 1992年7月16日 35歳0か月 広島 □☆
江夏豊 左左 206 1982年7月2日 34歳1か月 西武
黒田博樹 右右 203
(日124/米79) 2016年7月23日 41歳5か月 広島 △◇
平松政次 右右 201 1983年10月21日 36歳1か月 大洋 □☆
野茂英雄 右右 201
(日78/米123) 2005年6月15日 36歳9か月 ロイヤルズ △☆
救援(資格:通算250セーブ以上)
選手名 投打 最終セーブ数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
岩瀬仁紀 左左 407 2010年6月16日 35歳7か月 中日 □
佐々木主浩 右右 381
(日252/米129) 2000年7月16日 32歳4か月 横浜 △☆
高津臣吾 右右 313
(日286/米27) 2003年8月16日 34歳8か月 ヤクルト △◇#●
>>4
小山正明 大洋というのに違和感しかなかったが
最終在籍球団か
日本のみ200勝はもういないな
9人中7人が野手なのだからむしろ投手優遇
>>6
その視点が正しい
>>6
だよな
投手は時代とともに大切にされるようになったからな
先発連投もあった時代の基準だとキツイ
中6日で投げてるくせに100球で降板する奴も多いからな
甘ったれてるんだよ
>>10
今はオールリリーフエース状態だから100球投げたら壊れてしまう
メジャーでも200勝はかなり難しいからな
そりゃ野手の方が投手よりも多いんだから当たり前だろw
DH制を除けば、出場選手9人のうち、8人野手で1人投手。
その点でいれば、名球会入りする野手と投手の比は、8:1じゃないとおかしい。
現状では、名球会入りの野手と投手の比が3:1なので、
野手の方が入会条件厳しすぎるのか、投手の方が入会条件緩すぎるかだろ。
>>19
なんか昭和の人だなw
そもそも打者は個人でなんとかなるけど、投手は他人の結果に左右されるのがおかしい。
イニング数にすればいいのに
>>21
いちばん投手の能力を正直に反映するのはイニング数だっていってたな
例え負けてもイニング投げたってことはそれだけ、監督に信頼されてチームに貢献したっていうことなんだから
勝利数よりもイニング数のほうが、貢献度を測るんならフェアだと思う
まあ、名球界の条件にするのなら勝率五割以上という条件は必要かもしれんけど
>>60
それだと福岡末期の東尾みたいな投手の駒が足りないチームの選手ばかりが有利になってしまう
>>66
それは仕方あるめぇよ
それだけ怪我せずにがんばって投げたんだからその努力は評価しないとフェアじゃないべ
他の投手がだらしないのがダメなんだし
0勝250セーブの選手は入れて
199勝249セーブの選手は入れないのは
違和感がある
>>23
下の選手凄すぎw
北別府が 入院前
自分が200勝できたのは
達川のおかげと言ってて
それ聞いた達川が泣いてたな
>>27
実際達川が引退した後は全く勝てなくなったしな・・・・。
やる気がないだけ。
日本だけで400勝した投手がいるぐらいだから
200勝は全然余裕。
>>31
球団の優先順位が
特定の投手の成績>>チームの成績
なら可能だろうよ。
野手:投手=8:1じゃないとおかしい
>>39
なんで投手は一人だけしかチャンスないんだ
>>39
一軍登録選手数28人で
投手が12~13 野手が15人位
もう少し投手の名球会入りが多くてもいいんじゃね
山本昌広が本名なのか
>>45
んだよー
シーズン10勝とシーズン100安打を
同等に扱っていいのか?ということだな
>>48
スタルヒン・稲尾「シーズン420安打を達成できる選手がいたら教えてくれ」
>>54
今年はそもそもチームで42勝出来ないチームが出るかもしれんな
カツオもみなし合格で名球会入れてください
>>58
大杉は文句なしで名球会入りしているだろ。
まあメジャーは300勝は出るんだから
200勝が出ないわけない
松阪や樽ビッシュは日本にいたら200勝はらくに越えている
>>62
投手分業だけど中四日で回すからな
まあ肘ぶっ壊して手術する投手も多い
一番可哀想なのは元巨人の川相みたいに犠打に徹した選手だろ
>>63
宮本とか犠打も多いけど2000本打ってるぞ
プロ野球選手の一軍ベンチ入りって
野手と投手それぞれ何人ずつとかあるっけ?
合計で何人とかになってる?
>>72
ベンチ合計25人
一軍登録は去年から29人に
条件が変えずに投手の入会がしやすくなるのは次の方法です。
飛ばないボールと飛ばないバットを採用する。
>>86
相手の投手も条件は一緒ですやん。それなら分業制の撤廃の方が現実的。
そもそも元々野手は投手より人数多いんだぞ
野手は先発投手の3倍程度の人数は居るんだから3倍なら正常ですわ
田中将大 174勝
石川雅規 171勝
岩隈久志 170勝
松坂大輔 170勝
ダルビッシュ 156勝
前田健太 144勝
和田 毅 135勝
涌井秀章 133勝
金子弌大 128勝
岸 孝之 125勝
能見篤史 103勝
大竹 寛 101勝
中田賢一 100勝
吉見一起 89勝
菅野智之 87勝
西 勇輝 84勝
則本昂大 80勝
唐川侑己 71勝
野村祐輔 71勝
五十嵐亮太65勝
小川泰弘 65勝
山井大介 62勝