【選抜高校野球 2023】未来のスター選手を探せ!注目選手を紹介
3月18日から兵庫県の阪神甲子園球場で第95回選抜高校野球大会(春のセンバツ)が行われます。昨年の秋季大会や明治神宮大会、そして厳しい冬のトレーニングを乗り越えた選手たちが紫紺の優勝機をかけて熱戦を繰り広げます。最終目的である夏の甲子園制覇、選手によってはプロ入りに向けた大事な試金石となるため、またファンにとっては夏に向けて注目選手がどのような成長をしているのか確認することもできるため、見逃すことができない大会です!
そこで今回は今年注目すべき選手の中で選抜高校野球 2023に出場する4選手をご紹介します!
注目選手4名
今大会に出場する選手の中で最注目の選手は
- 前田悠伍(投手・大坂桐蔭高校)
- 平野大地(投手・専大松戸高校)
- 真鍋慧(内野手・広陵高校)
- 清原勝児(内野手・慶應義塾高校)
の4名です。順番にご紹介していきます。
注目選手①:前田悠伍(投手・大阪桐蔭高校)
- 生年月日:2005年8月4日
- 出身地:滋賀県
- 身長:180cm
- 体重:80kg
春連覇を狙う大阪桐蔭高校の主将を務める前田悠伍投手がこの世代No.1選手です。1年生の時からハイレベルなパフォーマンスを見せ、昨年のセンバツではあまりにも完成度の高い投球に、社会人投手と評するほどのレベルの高さを見せています。
左腕から繰り出される内外角、高めに投げ分ける最速148キロの速球に、チェンジアップ、カットボール、ツーシームを武器に相手打者をねじ伏せていきます。昨年の明治神宮大会では本調子でないながらも重要な試合では志願して登板し、優勝に貢献しました。
高校生のなかでは群を抜いており、プロ志願届を出せばドラフト会議でも競合するのではないかと言われています。
平野大地(投手・専大松戸高校)
- 生年月日:2005年7月9日(17歳)
- 出身地:千葉県
- 身長:181cm
- 体重:84kg
今年の右投手No.1は専大松戸高校の平野大地投手です。ヤクルト・奥川 恭伸投手(星稜出身)を彷彿させるような非常にバランスの良い投球フォームから最速151キロの速球に、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分けます。野球IQも高く、対戦校の打線に応じて、直球勝負でいくのか、変化球勝負でいくべきなのかを見極め、しっかりと勝ち切ることのできる投手です。
出身地の千葉県といえば、涌井秀章投手(中日)や加藤貴之投手(日本ハム)など、好投手を多く輩出しており、その中でも平野選手は過去10年ではNo.1の素質だと評価されています。
課題としては球数がやや多く、疲労が蓄積していってしまう点です。投球の強弱など、球数を抑えることができればさらに投球の幅も広がっていくでしょう。
真鍋慧(内野手・広陵高校)
- 生年月日:2005年6月17日(17歳)
- 出身地:広島県
- 身長:189cm
- 体重:93kg
広陵高校のボンズとして話題となった真鍋慧選手も1年から注目を集め、今大会No. 1野手だと評価されています。魅力はなんと言っても圧巻の飛距離です。さらに多少体勢を崩してもしっかりと強打を放つことのできる技術の高さも兼ね備えています。かなりの強肩で、三塁手にも挑戦し、プレーの幅が広がりました。三塁手としてレベルアップすれば、ドラフト1位指名もありえるほどの選手です。
清原勝児(内野手・慶應義塾高校)
- 生年月日:2005年5月1日
- 出身地:東京都港区
- 利き腕:右投右打
- 身長:175cm
- 体重:80kg
清原勝児選手は西武、巨人などで活躍した清原和博氏の次男として知られています。上記の選手たちと比べると高校で残している結果はまだまだですが、大物の素材を感じさせる打撃が魅力です
腕を伸ばして大きく構える清原さんとは異なり、ややクローズドスタンス気味に構えて、グリップは右耳後方に引いて構え、ふところの大きさを感じさせるバッティングフォームです。スイングには鋭さがあり、スイングスピードで勝負するタイプです。インパクトまで最短距離でバットが出せるようになり、父親の特徴でもあった右手の押しができるようになれば、さらに長打も量産することができるようになるでしょう。
クリーンアップを任せられる実力はあるだけに、個人的には「4番・清原」のアナウンスを甲子園で聴くことができたらとても嬉しいです。
最後に
今回は3月18日に開幕する第95回選抜高校野球大会についてまとめてきました。今年はWBCなどの開催もあり、野球特化サイトや多くのメデイアで特集が組まれ、今大いに盛り上がっている野球界において、この大会でも多くのスター候補が生まれ、近い将来日本代表として活躍する選手が出てくることを期待しましょう!