新天地でキャリアハイを記録!中日ドラゴンズの細川成也はどんな選手?

新天地でキャリアハイを記録!中日ドラゴンズの細川成也はどんな選手?

昨シーズンのオフに初めて実施された現役ドラフト。同制度で中日ドラゴンズに移籍した細川成也選手がキャリアハイの大活躍を見せています!

今回は細川成也選手について紹介しますよ。

細川成也のプロフィール

  • 名前:細川成也(ほそかわせいや)
  • 生年月日:1998年8月4日
  • 年齢:25歳(2023年9月現在)
  • 出身地:茨城県茨木市
  • 出身校:明秀学園日立高等学校

小学校三年生で野球を始め、中学時代には小中学生向けのやり投げで中学生記録を達成、やり投げの強化指定選手に誘われるなんてこともあった細川成也選手。それでも野球を続け、高校時代にはストレート最速146キロ、エースとクリーンアップの二刀流として活躍しましたよ。

細川成也の経歴

ここからは、細川成也選手のプロ入り以降の経歴を紹介しながら、細川成也選手がどんな選手かについて紹介します。

ドラフト5位でDeNA入り

高校時代、甲子園には縁がなかった細川成也選手。ですが、2016年のドラフトで横浜DeNAベイスターズに5位指名され、外野手として入団しました。高卒ルーキーながら2017年シーズン、ファームで規定打席に到達、10本塁打を放っており、順位が確定したシーズン最終盤に一軍に上がるとなんと初打席でバックスクリーンにスリーランホームラン、翌日にもソロホームランを放ち、デビュー二戦で二本のホームランを記録しましたよ。

ルーキーながら日本シリーズにも出場

同年、ベイスターズは3位に入り、ポストシーズンも戦うことに。消化試合で結果を出した細川成也選手は、なんとポストシーズンの一軍戦力としてチームに帯同することになったのです!CSでは主に代打で出場、ファイナルステージの最終戦となった第5戦でタイムリーも放ち、日本シリーズではスタメン出場も果たしました。シーズンでの本塁打からこれらの活躍で、細川成也選手は高卒ルーキーとしてチーム、及び球界初の記録を含む数々のレア記録を打ち立てましたよ。高卒ルーキーのデビュー2試合連続本塁打、高卒野手のCS、日本シリーズの両方での安打などが球界史上初の記録になります。

翌年以降は思うように結果を残せず

この鮮烈デビューでベイスターズファンの印象に強く残った細川成也選手。当時の監督であったラミレス氏からもとても気にかけてもらっていましたが、二年目以降の細川成也選手は伸び悩むこととなります。2018年は11試合出場に留まり、2019年は36試合出場、そこからステップアップしたかったものの、2020年は19試合出場とやはり伸び悩み、2021年は37試合、それまでのキャリアハイの試合出場数ながら打席数は過去二年を下回っていて、初めて一軍で本塁打を打てなかったシーズンにもなりました。2022年は僅か18試合出場、完全に停滞してしまったのです。

運命を変えた現役ドラフト

そんな細川成也選手の運命を一変させる出来事が起こります。それが現役ドラフトです。2022年シーズンオフ、初めて実施された現役ドラフト。この制度で細川成也選手は、中日ドラゴンズに移籍することとなりました。高校通算63本、プロ入り後も二軍で最多本塁打のタイトルを獲得するなど、長距離砲としての素質があった細川成也選手。とにかく長打不足、得点力不足に嘆くドラゴンズにとっては、是非とも欲しい存在だったと言えるかもしれません。

キャリアハイを大きく超える大活躍

春季キャンプからアピールを続け、開幕二戦目で移籍後初出場初安打、開幕三戦目でスタメン出場すると、そこから大活躍。サイ・ヤング賞投手のバウアー選手から1試合二本塁打を放つなんてこともあり、5月のセ・リーグ月間MVPに輝きました。

ドラゴンズの細川成也選手が月間MVPを初受賞 5月の成績(打率.360・5本塁打・17打点)昨オフに現役ドラフトでベイスターズから移籍 「結果を残して頑張りたい」(CBCテレビ) – Yahoo!ニュース

オールスターにも監督推薦で出場。チームのクリーンアップに定着し、8月終了時点で打率は.278、本塁打は18本と、一軍の主力として申し分ない成績を残している細川成也選手。来年以降もドラゴンズを引っ張って行ってくれることでしょう!

最後に

今回は今年ブレイクを果たした細川成也選手についての紹介でした。

新天地で開花した、ドラゴンズ待望の長距離砲。細川成也選手のこれからの活躍にも要注目ですよ!

おすすめ