WBCの疲れも関係なし!【阪神・中野拓夢】2023年の成績まとめ

WBCの疲れも関係なし!【阪神・中野拓夢】2023年の成績まとめ

2023年のWBCの日本代表に選ばれ、世界一の一員にもなった中野拓夢選手。今年からは主戦場をセカンドに移し、プロ三年目のシーズンに挑んでいます。

今回は中野拓夢選手の2023年シーズンの成績について紹介しますよ!

4月の月間成績

WBC阪神 メンバーの一員としてチームに帰還した中野拓夢選手。3月31日に行われた開幕戦を4打席2打数無安打四球1犠打1で立ち上がると、4月は23試合で打率.302をマーク。出塁率は.364で、主に二番に入り一番の近本選手と共に強力阪神打線を牽引しました。同月のタイガースの成績は12勝10敗1分、3月の開幕戦も勝利しており上々の成績でスタートしましたよ。

5月の月間成績

中野拓夢選手は5月に更に調子を上げ、月間打率.313、出塁率.385という成績を残しました。打席数が前月に比べて7増えている中で、犠打の数は前月の6から3に減っており、打者としての信頼度が上がったことも分かります。一方で、2022年は出場が無かったセカンドで2023年シーズンを戦っている中野拓夢選手。4月までは失策がなかったものの、5月には4つの失策がありました。これは今年の中野拓夢選手の月別成績の中では最多となっています。チームとしては、19勝5敗という驚異的な数字。最長9連勝と波に乗ったチームを、中野拓夢選手が支えましたよ。

6月の月間成績

交流戦でつまずき、8勝14敗1分と負け越した6月のタイガース。中野拓夢選手も8月までの月間成績の中では、この6月が最も低い数字となっています。打率は.263とガクっと落ちましたが、それでも出塁率は.340、上位打線としての役割は果たしたと言えるでしょう。2021年に盗塁王に輝いた中野拓夢選手。今年はなかなか盗塁の数が伸びていませんでしたが、この6月に盗塁を4度成功させており、これは今年の8月までの月間成績の中では最も多い数字となっています。

7月の月間成績

前月から一転、7月の中野拓夢選手は打率.310と一気に数字を戻しました。出塁率は.362となっています。この月にはオールスターも開催され、中野拓夢選手は多くのタイガースの選手達と共にファン投票で選出、一戦目で一番セカンドで起用され、そちらでもヒットを放っています。この月のタイガースは11勝8敗2分、オールスター以降から調子を上げましたよ。

8月の月間成績

10連勝を含む18勝7敗と5月に次ぐ圧倒的な強さを見せた8月のタイガース。中野拓夢選手の成績はというと、打率は.276と今年の中野拓夢選手の中では低い方でした。それでも出塁率.342とあわせて上位打線としての役割は果たしています。また、8月は月間で犠打が6つあり、これは中野拓夢選手の8月までの月間成績の中では最多。好調だったチームの中で、中野拓夢選手は後ろに繋ぐ役割を果たしていたと言えるでしょう。

中野拓夢の2023年度成績

では年間通してどのような成績になっているのかというと、9月8日時点で123試合全試合に出場し、574打席に立って打率.289、出塁率.350、本塁打2本、打点38という成績となっています。昨年までショートで課題となっていた失策の数は、今年セカンドに入って8に抑えている一方、盗塁の数17に対し盗塁死が11と盗塁面では課題が残る結果となっていますよ。

WBCからフル稼働!

WBCの代表に選ばれ、試合にも出場していた中でシーズンに入って全試合出場し、戦力として活躍しているのは立派の一言。2021年、2022年は打率が2割7分台、出塁率が3割前半だったことを考えると、このままシーズンを走りきればキャリアハイということになります。タイガースは現在首位を独走していますし、この成績を残せたシーズンにチームも優勝となると、充実感はかなり高いものとなるでしょうね。9月に入っても好調ですし、シーズン3割も期待できるかもしれません!

阪神・中野拓夢が内野安打で14試合連続出塁 雨上がりのグラウンドでも軽快な二塁守備も(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース

最後に

今回は中野拓夢選手の2023年の成績について紹介しました。

社会人出ながらもルーキーイヤーから常に一軍の戦力であり続けている中野拓夢選手。これからの活躍にも要注目です!

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